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★慰安婦問題 首脳同士が解決の意思表明を＝村山元首相
聯合ニュース 10月29日(木)18時30分配信
【ソウル聯合ニュース】村山富市元首相は29日、ソウル市内で聯合ニュースのインタビューに応じ、
来月2日に開かれる両国の首脳会談で旧日本軍の慰安婦問題について、「首脳同士が何とか解決を
図りたいという意思を明確に示すことが大事」との考えを示した。
村山氏は会談について、「スムーズに会談が進められ、成功して終わるよう期待している」と述べた。
その上で、「韓国の皆さんは慰安婦問題の解決のめどをつけるべきだという大変大きな期待を持っている」
として、「会談の中で現状を十分理解した上で、日本政府のほうから何とか解決を図りたいという
意思を明確に示し、それを韓国に受けてもらい、話を進めていくような窓口を開いてほしい」と強調した。
慰安婦問題解決のための外交当局間交渉を正式に始める必要があるとの認識も明らかにした。
平和憲法改正の動きについては、日本の国民が反対しているため、可能性は少ないとの見解を示した。
戦争が可能な国になるとの周辺国の懸念に関しては、「周辺の国がそう思っているだけでなく、
日本の国民の大部分も懸念を示している」と説明。「平和憲法を堅持すべきだという声が圧倒的に強い」と述べた。
朝鮮半島有事の際の自衛隊派遣については、北朝鮮入りする場合も韓国の同意が必要との認識を示した。
ただ、「（自衛隊の北朝鮮入りは）想定していないし、あってもならない」とした。
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