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★米・南シナ海駆逐艦派遣 中国最南端の島の漁師たちは「強気」
10/28 17:48
アメリカ海軍のイージス艦派遣で、一気に緊迫の度を増す南シナ海の南沙諸島、
スプラトリー諸島の周辺海域。中国最南端の島、海南島から、青瀧博文記者が報告します。
緊迫の度合いを増す南シナ海から、北に1,000km。
中国最南端の島、海南島は、アメリカの駆逐艦派遣を受けて、
かなりピリピリしていると思われたが、漁師たちは、いたって強気だった。
「何も恐れることはない」、「アメリカを追い払ってしまえ」という、威勢のいい声も聞かれる。
また、これが中国の狙いなのかもしれないが、「われわれ漁師たちに、手は出せないだろう」
と、笑って話す人たちもいた。
確かに、駆逐艦が、民間人に危害を加えると、批判は免れない。
また、「海上民兵」と呼ばれる漁師と、一般の漁師の見分けというのは、なかなかつかない。
GPS(衛星利用測位システム)だけではなく、燃料費などの手当をもらう漁師たちと、
その漁師たちを最大限に利用する中国。
中国のしたたかな狙いがうかがえる。
(現実的に、海上民兵が、当該海域に出て行くということも十分考えられる?)
いざ、事が起きたときは、普段は武器を積まないが、武器を持って海上に出て行くという。
また普段は、トラブルの原因となった人工島の埋め立てにも、この民兵たちは加担しているという。
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