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★不法滞在の子どもに在留許可を 日本育ちの若者ら要請
鬼室黎2015年10月27日16時08分
親が不法滞在で、幼い頃から日本に住む10代の若者たちが、在留許可を求める活動を続けている。
日本で育ち、親の母国を訪れたこともなく言葉もほとんど話せないが、入管からは「帰国」を
命じられている。2009年に不法滞在の両親が国外退去になり、中学生の長女だけが在留を
認められたフィリピン人のケースがあったが、今回は親子を引き離さずに在留を認めてもらえる
よう訴えている。
東京都港区の東京入国管理局前で23日、フィリピンとイラン出身の親を持つ中高生と
専門学校生9人が要請行動をした。国内の外国人を支援するNPO法人「APFS」
(アジアン・ピープルズ・フレンドシップ・ソサエティー)がサポートした。
9人はほぼ全員が親と一緒に国外退去を命じられているが、「仮放免」で一時的に
国内滞在を認められている。
署名とメッセージを呼びかけた都立高1年の女子生徒(16)は、2歳の時に短期の
在留資格を持った両親と共に、イランから来日した。日本の学校に通い、友人も日本人ばかりだ。
07年に両親は離婚。その後、入管に摘発され、父はイランへ強制的に帰された。
女子生徒と母親(44)は在留資格を求めて裁判を起こしたが敗訴。仮放免のまま8年以上、
支援者に支えられ都内で暮らしている。
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