15/10/25 14:12:20.18
★外国人の人権擁護を 横浜、排外主義考えるシンポ
カナロコ by 神奈川新聞 10月25日(日)7時0分配信
ヘイトスピーチへの対応が国際的に問われる中、戦後70年にわたる日本の排外主義の
問題を考えるセミナーが24日、横浜市中区の横浜市開港記念会館で開かれた。
シンポジウムでは、研究者や弁護士らが排外主義の根底に歴史修正主義や政治・法制度
上の問題点があると指摘。歴史認識問題の解決と法整備による外国人の人権擁護を訴えた。
「戦後70年 排外主義のルーツをたどる」をテーマに「カラバオの会」
(寿・外国人出稼ぎ労働者と連帯する会、横浜市中区)が主催。約90人が参加した。
シンポには、明治学院大の鄭栄桓(チョン・ヨンファン)准教授(在日朝鮮人史)、
浪岡新太郎准教授(政治社会学)、神原元弁護士、コリアNGOセンターの金朋央
(キム・プンアン)東京事務局長の4人が登壇。ヘイトスピーチの背景には、
侵略や植民地支配を正当化しようとする歴史修正主義があると分析した。
さらに、鄭准教授は「歴史修正主義による架空の事実によって在日朝鮮人に対する
反感がつくられている」と指摘。「外国人の権利の視点が欠如した日本の政治や
法制度を問うべきだ。20世紀の失敗を繰り返してはならない」と語った。
神原弁護士が政治家らの差別発言を厳しく追及すべきだと訴えたほか、金事務局長
は「継続審議になっている人種差別撤廃推進法案を軸に、人種差別禁止法と国内
人権機関の設置を目指そう」と呼び掛けた。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)