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★安保法成立1カ月 県内読者の投稿続く
2015年10月19日
他国を武力で助ける集団的自衛権を認めた安全保障関連法。成立から十九日で一カ月を迎えるが、
本紙には静岡県内の読者から意見の投稿が続く。国会で強行採決に踏み切った与党や政府に
批判的な声を中心に、野党や報道に対する注文も。思いの一部を紹介する。
「成立を優先させた後に国民への説明を続けるというのは順序が逆」と憤るのは、浜松市西区の
山本遵(まもる)さん(42)。戦後安保を大転換させる法律だけに「数の力に任せて、
理解を得る努力を怠ったやり方は未来へ禍根を残す」と憂う。
内閣不信任決議案や問責決議案を連発するしかなかった民主党など野党に対しては
「与党の圧倒的勢力の前では、なすすべもなかった」と辛口。島田市の伊藤浩司さん(72)も
「世論は反対多数。野党は力を合わせて廃止させる努力をしてほしい」と要望する。
川根本町の渡辺久泰さん(64)は「法律をこのような形で成立させる政治をつくってしまった
ことを自覚しないと」と自省する一方、全国各地で起きた安保法成立に反対するデモを
「かつてない国民の変化」と分析。「安倍政権は悲願の成就を急ぐあまり、皮肉にも国民の
主権者意識を目覚めさせた」とみる。
新聞各紙は安保法に対する「賛成」「反対」の論調が分かれたが、磐田市の金田益男さん
(64)は意見の扱いを「賛否は平等に」と要望。「良い悪いを判断するのは読者。
そのためには正しい情報を偏見なく載せてほしい」と求めた。
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