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★記憶遺産登録なら反日宣伝拡大の恐れ 「南京事件」「慰安婦」中国申請2件の可否焦点
産経新聞10月2日(金)20時38分
世界記憶遺産への登録を決める国連教育科学文化機関(ユネスコ)の国際諮問委員会の
会議は4~6日まで開かれるが、日本からは大戦後のシベリア抑留の関連資料と国宝
「東寺百合文書(ひゃくごうもんじょ)」の2件が審査を受ける。海外案件で注目
されるのは中国が申請した日中戦争時の南京事件と慰安婦に関する資料2件。
日本側が「政治的利用だ」と抗議、取り下げを要請したが中国側は応じなかった。
日本側が申請したシベリア抑留資料は舞鶴港に引き揚げた人々の手記などで、
舞鶴引揚記念館(京都府舞鶴市)が所蔵する570点。ヒット曲「岸壁の母」のモデル、
端野(はしの)いせさんが息子に宛てた手紙や、抑留者がシラカバの皮に心情をつづった
「白樺(しらかば)日誌」も含まれる。
東寺百合文書は、京都市の東寺に伝えられてきた奈良から江戸時代の約2万5000通に
及ぶ寺院運営に関する古文書。足利義満の直筆や織田信長の印が入った文書もある。
一方、中国が登録申請した南京事件と慰安婦の関係資料は、当時の日記や写真、映画フィルム、
旧日本軍の戦争犯罪を裁いた南京軍事法廷の記録文書などとされる。
記憶遺産に登録されると、「歴史的に貴重な資料」と公式に認められ、最新技術で保存された
デジタルデータで一般公開されることになる。中国の2件が登録されれば、ユネスコの
“お墨付き”を得たとして反日宣伝がさらに強まりかねない。
菅義偉官房長官は2日の記者会見で、中国の登録申請について「過去の一時期の負の遺産を
いたずらに強調しようとしていることは極めて遺憾だ」と強い不快感を示した。
登録審査は2年に1度。9月に国内候補として選定された外交官の杉原千畝(ちうね)氏の
資料(杉原リスト、所在地・岐阜県)と日本最古の石碑を含む「上野三碑(こうずけさんぴ)」
(群馬県)の2件は、2017年夏ごろに審査を受ける見通し。
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