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★SEALDs奥田氏に殺害予告 政治学者らが政府の対応求む
2015年09月29日 16時33分
提供：アメーバニュース/政治・社会
安全保障関連法案に反対する学生グループ「SEALDs（シールズ）」の中心メンバーで
明治学院大学4年の奥田愛基氏が9月28日、自身と家族に対する殺害予告が届いたことを
ツイッターで報告している。
奥田氏によると、殺害予告は奥田氏が所属する明治学院大学に届いたとのことで、
家族も巻き込んだ殺害予告に対して「なんか、僕だけならまだしも、なんで家族に
対してもそうなるのか…」とコメント。既に被害届を出すなどの対応を取っており、
通学でも身の回りに用心して登校しているという。
この奥田氏に対する殺害予告は波紋を呼んでおり、学者からは政治家の対応を求める
声が出ている。政治学者である高千穂大の五野井郁夫准教授は「政府は直ちに犯人への
非難声明を出して守るべきだ」とツイッターでコメント。奥田氏が同法案に反対する
活動を行っていることに対する殺害予告と考えられることから、被害が出た場合には、
警察はもちろん、安倍政権の「不作為」が問われる可能性もあると指摘する。
政治学者である上智大学の中野晃一教授もまた「まともな民主国家なら首相か官房長官
名義ですぐ非難声明を出すもの」だと政府による対応をツイッターで求めている。
中野氏は、過去に当時首相であった小泉純一郎氏が靖国神社参拝したことに対して
自民党の加藤紘一元幹事長が批判的な発言をしたことで、加藤氏の自宅が放火された事件で、
小泉氏のコメントが遅れたことをあげ、早急な対応を求めている。
一方、民主党の細野豪志政調会長（44）はこの殺害予告を重く受け止めており、
「言論封殺に屈しない奥田さん親子を守らなければならない。政治家も声を上げるべきだ」
との見解をツイッターで述べている。
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