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★北方領土に新型ミサイル ロシアが実効支配を誇示
2015年9月24日朝刊
【モスクワ=常盤伸】ロシア国防省は二十三日、クリール諸島
(千島列島と北方領土)に、最新式の短距離地対空ミサイル
「トールM2U」を実戦配備したと明らかにした。
タス通信などが伝えた。
クリール諸島でロシア軍部隊が駐留するのは北方領土の択捉、国後両島のみ。
プーチン政権は北方領土で軍事力増強を進め実効支配を誇示する姿勢を強めている。
ロシア軍極東軍管区の報道担当者は、同ミサイルを運用する二部隊が
二十二日から活動していると述べた。
トールM2Uは射程十二キロ。ミサイルのほか、戦闘機や軍用ヘリなど四十の
対象を識別し、同時に四つの標的を撃墜可能な高性能ミサイル。
二〇一四年末から各地のロシア軍部隊に実戦配備が始まったばかりだ。
プーチン政権は、ラブロフ外相が二十一日の岸田文雄外相との会談後の
共同記者会見で北方領土交渉を否定するなど、北方領土問題で強硬姿勢を鮮明にしている。
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