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キャンプ・シュワブ前で抗議市民と警官もみ合い 一時騒然
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設予定地である名護市辺野古近くの
米軍キャンプ・シュワブ前で21日午前、移設に抗議する市民ら数十人が道路に
横たわったり、工事用車両が出入りするゲート前で隊列を組んだりし、
これを強制排除しようとした警察官約100人ともみ合いになった。
怒声が飛び交うなど周辺は一時騒然とした。
沖縄防衛局は移設に向けた準備作業を進めており、市民らは関係車両がゲートに
入るのを阻止しようと集まっていた。
名護市の高校3年渡具知武竜さん(18)は「警察官のやり方は強引」と批判。
国連人権理事会の演説で辺野古移設反対を訴える予定の翁長雄志知事に
「沖縄のありのままの現状を世界に伝えてほしい」と期待した。
辺野古移設に反対する「ヘリ基地反対協議会」の安次富浩共同代表も「知事演説は
大きなインパクトがある。現場の抗議活動に大きな支援になる」とエールを送った。
[ 2015年9月21日 12:03 ]
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