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★中国最大の巡視船、尖閣周辺で「主権」誇示か
2015年09月06日 08時57分
【舟山(中国浙江省)=鈴木隆弘】中国最大の巡視船「海警2901」が、
浙江省舟山の中国海警局の港湾に係留されていることが5日、分かった。
8月末に東シナ海を管轄する同局東海分局に配属された模様だ。
沖縄県・尖閣諸島周辺に長期航行が可能な大型船を航行させ、
「主権」を誇示する狙いとみられる。
「海警2901」は、中国が初めて建造した排水量1万トン級の巡視船。
中国メディアによると、口径76ミリの機関砲を船の前部に据え付け、
口径30ミリの機関砲も左右に1基ずつ備える。ヘリコプターの発着が可能で、
今後、船員の訓練を経て運用を始めるとみられる。
中国海警局が同省温州に建設を計画する新基地には、尖閣諸島周辺に公船を
送り込むため、1万トン級の停泊スペースが設置されるとの情報がある。
1万トン級はほかにも建造が進められ、南シナ海にも投入される見通しだ。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
5日、中国浙江省舟山の港に停泊する大型巡視船「海警2901」=鈴木隆弘撮影
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