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★生活保護受給４人、通帳を不正に授受 一宮署が逮捕
インターネットオークション詐欺事件で使われた通帳を、金を払って譲り受ける
などしたとして、愛知県警一宮署などは４日、犯罪収益移転防止法違反の疑いで、
静岡県磐田市の無職長井宏之（７１）、名古屋市千種区の無職立花正雄（７２）、
同市守山区の無職加藤隆（７０）、同所の無職古道仁（５１）の４容疑者を
逮捕したと発表した。
逮捕容疑では２月ごろ、長井、立花、加藤の３容疑者は古道容疑者の名義の
口座の通帳とカードを譲り受けたとされる。古道容疑者は加藤容疑者から
１万円を受け取って通帳などを渡していたとみられ、さらに、３万円で
立花容疑者に転売され、４万円で長井容疑者の手に渡り、最終的に
長井容疑者から詐欺の犯人側に渡ったとみて捜査している。
一宮署によると、立花、加藤、古道の３容疑者は容疑を認め、長井容疑者は
容疑の一部を否認している。逮捕された４人はいずれも生活保護の受給者で、
古道、加藤両容疑者は同じアパートの隣同士だった。
４月半ば、ネットオークションに参加したものの、落札できなかった愛知県
一宮市の会社員男性（３９）が３万９千円をだまし取られる事件があり、
会社員男性が振り込んだ口座が古道容疑者の口座だった。（中日新聞）
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