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★維新、会期中分裂へ 松野代表、不信任案に「党議拘束」 露骨な“踏み絵”迫る
2015.09.04
維新の党の分裂劇で、松野頼久代表が露骨な踏み絵を迫った。与党が安全保障関連法案の修
正に応じないまま成立を図る場合、内閣不信任決議案を提出する意向を示したうえで、
「党議拘束が当然かかる」と言い切ったのだ。離党した橋下徹大阪市長に近い
大阪系議員は造反する可能性が高く、10月の「橋下新党」結成を待たず、
維新は事実上分裂を迎えそうだ。
「『民主党に入りたい人は賛成しなさい』との踏み絵だ。わざわざ踏む必要はない。
不信任案を出す理屈がない」
橋下氏から、新党の代表に指名されている松井一郎大阪府知事は3日、記者団に対し、
松野氏をこう突き放した。
松野氏が不信任案提出について言及したのは、同日の記者会見。前日の2日には、
大阪系の馬場伸幸国対委員長が、民主党による不信任案提出を動きを「8月になれば
盆踊りが開催されるように、会期末になれば必ず不信任案を出すという悪しき習慣」
と批判したばかり。党議拘束が大阪系への牽制であることは明らかだ。
同時に、「新党参加か」「党残留か」で迷っている中間派などへの、
揺さぶりの効果も狙っているとみられる。
松野氏は3日の会見で、非大阪系の中でいち早く新党合流を表明した片山虎之助総務会長
についても、「しっかり真意を確かめたい」と指摘し、「反党行為」にあたるとの認識を示した。
党関係者によると、松野氏はその後、片山氏に電話で「公式の会見の場で言ってもらっては困る。
反党行為になる」と注意したという。新党参加の動きが大阪系以外にも広がっていることへの
焦りにほかならない。
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