15/09/02 15:47:42.03
★災害時、語学を力に 草津市消防団が外国人部隊任命
2015年9月2日
防災の日の1日、草津市に全国初となる外国人だけの消防団部隊が発足した。
地震や台風といった災害時に日本語が不自由などの理由で孤立しがちな外国人の市民を、
避難誘導や通訳面でサポートする。市役所であった任命式に、団員9人のうち6人が出席。
「もっと語学力を鍛えて、みんなの役に立ちたい」と、団員は外国人の不安を打ち消す
ため使命感に燃えている。
団員となったのは二十一~三十七歳の男性四人、女性五人で、国籍は中国、韓国、
ベトナムの三カ国。うち八人は市内の立命館大びわこ・くさつキャンパスの学生や
卒業生だ。ほとんどの団員が母国語と日本語、英語の三カ国語を話せるといい、
特定の能力を生かすために設けられた「機能別消防団員」に位置付けられている。
任命式では、杉江肇・市消防団長が「語学力を生かして頑張ってほしい」などと訓示。
真新しい制服に身を包んだ団員は、緊張した表情で辞令を受け取った。
市内には二千人近い外国人がいる。橋川渉市長は「外国人が安全に安心して
暮らしていけるよう、協力してほしい」と期待した。
団員の一人で、同大大学院生の劉鴿(りゅうはと)さん(21)は中国・陝西
(せんせい)省出身。中学生だった二〇〇八年、隣接する四川省で起きた大地震に遭遇した。
「すごく怖かったけれど、防災の知識がなくて机の下に隠れることもできなかった」と当時を振り返る。
故郷では地震後に初めて地域の防災意識が高まり、訓練などが行われるようになった。
消防団では日本の防災力を学び、母国でも生かしたいという。
部隊のお披露目は、十月三日に同大である県消防大会。
市は今後、多言語に対応するために増員を計画するという。(鈴木啓紀)
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
▽関連スレ
【野口裕之の軍事情勢】情勢次第では中国人観光客や中国人留学生、永住者も日本で内乱を起こす侵略の先兵となる
スレリンク(newsplus板)
任命証書を受け取る外国人消防団員(左)=草津市役所で
URLリンク(www.chunichi.co.jp)