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★中国、英マン現地会長を拘束 株価変動めぐる捜査協力で=報道
2015年 09月 1日 04:10 JST
[上海 31日 ロイター] - 中国当局は、英ヘッジファンド運用大手
マン・グループ(EMG.L)中国部門のLi Yifei会長を拘束した。
最近の市場の乱高下をめぐる警察の捜査に協力するためだという。
ブルームバーグが関係筋の話として報じた。
報道では、会長が不正を行なった、または罪に問われている訳ではないとしている。
ロイターは現時点で報道内容を確認できていない。
同会長の夫はロイターの電話取材に対し、30、31日に会長と話したとし、
「極秘の会合」に出席していると会長が説明したと明らかにした。
会合の開催場所については把握していないとしている。
マン・グループの広報担当はコメントを控えた。公安省のコメントは得られていない。
中国当局は株式市場の急落を受けて、相場の不正操作の可能性をめぐり捜査している。
これに先立ち、中国国営の新華社は、株式市場の最近の動揺に絡み拘束された
記者が虚偽情報を広めたことを認めたと伝えた。
こうした中、中国の金融業界では、捜査の行方をめぐり不安が広がる公算が大きい。
とりわけマン・グループ現地会長のニュースを受けて、外国人投資家は警戒を強める可能性がある。
URLリンク(jp.reuters.com)
★英マン・グループの中国部門会長、警察の捜査に協力へ-関係者
2015/08/31 22:26 JST
(ブルームバーグ):中国当局がヘッジファンド運用会社、
英マン・グループの中国部門の李亦非会長を拘束したと、
事情に詳しい関係者が明らかにした。市場のボラティリティ
(変動性)をめぐる警察の捜査に協力するという。
マン・グループは上場ヘッジファンド運用会社として世界最大。
捜査が公になっていないとして匿名を条件に語った同関係者によれば、
李氏は捜査に協力するが、それは同氏が罪に問われたり、不正行為を
したことを意味するわけではない。李氏のリンクトインのプロフィル
によれば、同氏は2011年11月からマンの中国部門トップを務めている。
李氏の携帯電話に31日に連絡を試みたが、電源が切られていた。
中国公安部にも電話で取材を試みたが、これまでのところ返答はない。
マンの広報担当責任者、ロザンナ・コナルゼウスキ氏はコメントを控えた。
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)