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★（外国人＠ニッポン）フィリピン人女性、祈りを支えに
増田勇介2015年8月29日15時43分
■フィリピン・ウェーブ：中
日曜日の夕方、楽しげでリズミカルな聖歌が聞こえてきた。
名古屋市のカトリック布池教会では、英語やタガログ語で毎月ミサをする。
２３日、司祭とともに英語で祈る信者約２００人のほとんどがフィリピン人。
移民を原則受け入れない日本に約２２万人おり、その７割超を女性が占める。
半年間の「興行」在留資格で、多くは２０代の女性がフィリピンから
訪れ始めたのは１９８０年代後半。ピーク時は年８万人が訪れた。
歌手やダンサーのための資格だが、実態は夜の街の接客業に就く
女性が後を絶たなかった。
布池教会に近い歓楽街・栄東（さかえひがし）は「リトル・マニラ」と呼ばれ、
今もフィリピンパブが並ぶ。最盛期の９０年代は悪質なブローカーの暗躍もあり、
女性たちの不法滞在も問題となった。
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