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★外国人だけの消防団誕生 滋賀・草津、9月に発足
滋賀県草津市は9月から、留学生を中心に外国人だけで構成する消防団を
発足させる。市内在住の外国人に向けて災害時の避難誘導や防災啓発などに
取り組む。消防庁によると、外国人による消防団は「全国的にも聞いたことがない」という。
同市には立命館大びわこ・くさつキャンパスの留学生を含め約2千人の
外国人が居住する。災害時には会話の困難さなどから要援護者となる
外国人を、日本語の堪能な外国人自らが助けるため結成する。
立命館大や市国際交流協会を通じて外国人居住者に呼びかけ、
中国、ベトナム、韓国国籍の9人が入団する。同大学の留学生や
社会人で21~37歳。7人は英語もできる。
市消防団本部直属で担当地域を持たない「機能別消防団」として発足する。
震災時などの避難所への誘導や、通訳、翻訳に協力するほか、
平時から防火指導や啓発活動にも取り組む。
防災の日の9月1日に市役所で任命式を行う。敬礼の仕方などの訓練を経て、
10月3日に立命館大である県消防大会にも参加する。
今後も外国人に入団を呼びかける予定。市危機管理課は「日本に理解が深い
外国人に能力を生かしてもらい、防災につなげたい」と期待している。
【 2015年08月28日 10時23分 】
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