15/08/28 21:42:16.04
★裁判で勝訴も難民と認定されず 異例の再提訴
8月28日 13時38分
スリランカ国籍の男性が、難民の認定を求めた裁判で勝訴したにもかかわらず、
その後も法務省から認定されないのは不当だとして、再び難民の認定を求める
異例の訴えを起こしました。
東京地方裁判所に訴えを起こしたのは、スリランカの少数派のタミル人で、
現在は関東地方で暮らしている50代の男性です。
男性は内戦が続いていた母国を離れ9年前に日本に入国し、難民の申請が
認められなかったため裁判を起こして4年前に勝訴が確定しましたが、
その後、法務省から「内戦が終結し、情勢が改善されている」として
再び認定しない決定を受けました。
男性は「判決では内戦が終結した事情も踏まえられていた」として、28日、
再び難民の認定を求める裁判を起こしました。男性は当面の在留を許可されましたが、
職業紹介など難民としての支援は受けられないということです。弁護団によりますと、
裁判で勝訴した外国人が再び提訴するのは初めてとみられるということです。
男性は会見で「なぜ勝訴したのに難民と認められないのか、非常に混乱している。
子どもたちと10年近く離れ、孤独を感じている」と訴えました。
また、渡邉彰悟弁護士は「法務省の姿勢は裁判所の判断をないがしろにしている」と述べました。
一方、法務省入国管理局は「訴状を受け取ってから適切に対応したい」としています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
※過去のスレッド(DAT落ち)
★【社会】「日本は難民認定のハードルが高すぎる」と渡邉彰悟弁護士が批判 [08/17]
スレリンク(newsplus板)
★【社会】「スリランカの内戦は終わっている」と法務省 裁判で勝訴も難民と認定されず 異例の再提訴へ [08/23]
スレリンク(newsplus板)
男性は、兄が難民と認定されたカナダへ逃れようと考え、9年前にブローカーを頼って出国しました。
しかし、ブローカーが用意したのが偽造の旅券だったため、経由地の日本で収容されたということです。
難民を対象とした日本語学習の支援も受けられないため、独学で勉強していますが、
片言のやり取りしかできず、孤独感が募るといいます。家族を呼び寄せることも
できないため、インドで暮らす3人の子どもとは、10年近くも離れ離れのままです。