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★"集団的自衛権反対"で狂乱したメディア報道 総点検
JAPANISM 2015年08月24日 07:00
■TBS岸井「戦後憲政史上の汚点」
「憲法と国民を軽視した数による暴挙です。私も50年近く日本の政治を取材してきましたけども、
これまでにない、戦後憲政史上の汚点と言わざるを得ないと思います」
故・筑紫哲也がキャスターを務めていた「ニュース23」は、その筑紫遺伝子を脈々と受け継いでいるようだ。
番組の冒頭から、岸井成格が右のような発言を感情むき出しにしながら、
日本はもはや戦争前夜だと言わんばかり。理性のある視聴者はドン引きしたに違いない。
「数による暴挙」とはもののいいようであり、突き詰めれば、あらゆる多数決が数による
暴挙だといってよい。かつて岸井は、民主党政権が繰り返した強行採決を一度でも
「数による暴挙」と批判したことがあっただろうか。
■Nスタ佐古「数さえあれば何でも出来ると言わんばかり」
こんな岸井の二重基準に負けていないのが、同じくTBSの夕方のニュース「Nスタ」。
佐古アナウンサーが、したり顔で以下のような発言を連発したのだ。
「これ憲政史上の汚点という批判も免れないような気もするわけですけれども、ただこれ、
確かに多数決というのは民主主義のルールではありますけども、ただそれでも数さえあれば
何でも出来るんだと言わんばかりの今日の国会の姿ですねぇ、今も見てきたような全国の様々な
立場の人の疑問や反対の声、この姿との乖離というのが非常に大きい気がするんですよね」
佐古アナウンサーの思考は完全に錯乱している。民主主義政治の決定の過程においては多数決
原理がすべてであって、それ以外にはない。もちろん、熟議によって、互いの意見を煮詰めて
いくというプロセスはあるが、最終的な決定は多数決である(ただし、多数決と一口にいっても、
様々な形態があることはいうまでもない)。
「数さえあれば何でも出来るんだと言わんばかりの今日の国会の姿」というが、どこの国の
いつの時代の議会政治にも、このような光景は存在した。史上初めて安倍政権が強引な国会運営を
行なったような印象を与えるこの発言は、もはや、公共機関のアナウンサーとしては失格である。
■古舘伊知郎「民主主義とは多数決ではない」
実は、この「民主主義は多数決ではない」という思想は、反安保勢力の新たな必殺語らしく、
報道ステーションでも「政治を勉強してきたものとして言わせてもらうけど、民主主義とは
多数決ではない」というおそるべき発言が繰り返されていた。
つまりは、1億2000万人を超える日本国民の運命は、国会周辺の1万人にも満たない
人間の意思で決まるということなのだろう。
では、佐古、古舘の両名に問いたい。「憲法学者の大多数が法案に反対している。
だから今回の法案は違憲だ」という自分たちの主張は、多数決原理にしたがったものでは
なかったのか。多数決を認めるのか認めないのか、少なくとも、どちらか一方の立場を
貫くことが、公の電波に乗せて発言する者の義務ではないだろうか。
そもそも、今回の法案については、昨年の閣議決定のあと、安倍首相が解散・総選挙をし、
自民・公明の与党が2/3以上の議席を確保している。つまり圧倒的多数の国民が、与党の方針に
賛成したのである。これこそが「国民の声」である。マスコミに都合のいいことが多数派のときは、
「民意、世論を反映」しているといい、自分たちに都合が悪いことが多数派のときは
「数の暴力、強行採決」だと喚き立てる。もはや、小学生でもわかるこの幼稚な二重基準には、
怒りをとおりこし、呆れはてるレベルだ。
もはや、TBSは社民党や共産党が運営する党の報道機関であるといっても過言ではないだろう。
少なくとも、公の報道機関では決してない。 >>2へ続く
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