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★【花田紀凱の週刊誌ウォッチング〈528〉】『文春』の「首相吐血」報道、信憑性に疑問 『現代』は「誤報」だった
2015.8.23 01:00
政治家にとって「病気」と「金の問題」「女の問題」は致命傷になりかねない。
だから週刊誌の格好のテーマにもなるのだが、総理の「病気」ともなれば、
一国の命運とも関わってくる。
『週刊文春』(8月27日号)のトップは「安倍首相『吐血』証言の衝撃」。
6月30日、JR東日本社長や稲田朋美政調会長との会食の時に、
〈「突然、気分が悪くなった総理が、トイレに駆け込み、血を吐いたというのです。
その場に控えていた今井尚哉秘書官が慌てて別室を用意し、慶應大学病院の医師を呼び、
総理は診察を受けたと聞きました」(官邸関係者)〉
匿名の、しかも「聞きました」という間接コメントだから、どこまで信憑(しんぴょう)性があるかは疑問だ。
しかも、この情報、『文春』より前に発売された『週刊現代』(8/29)の
「母・洋子から息子・安倍晋三への『引退勧告』」によると、
〈結果的には誤報と分かったが、一時は安倍総理が吐血したという情報が永田町を駆け巡った〉と、
誤報だったことになっているのだが。
いずれにしろ、持病を抱え、激務をこなしている総理の健康状態は気がかり。
少しでも休養をと願うばかりだ。
それにしても、『現代』のこのタイトルはひどい。洋子さんが「引退勧告」したなどという
事実は一行も書いてない。推測で、〈いまひとつの決断をくだそうとしている〉、ただそれだけ。
クレディビリティー(信頼性)もへったくれもあったもんじゃない。
安倍談話に関しては『週刊新潮』(8月27日号)がトップで「『70年談話』がぬえになった『安倍内閣』の焦燥」。
「侵略」が盛り込まれたのは読売の渡辺恒雄会長とその意を受けた「21世紀構想懇談会」北岡伸一座長の意向だという。
だが、安倍総理がこの談話をいかに巧妙に仕上げているかは、26日発売の『WiLL』10月号、
渡部昇一さんの「『安倍談話』は百点満点だ!」をお読みいただきたい。
ついでだが、15年上半期(1~6月)ABC部数公査で朝日は前年同期比63万5884部減、
700万部を割り込んだ。産経は微増。(『WiLL』編集長)
URLリンク(www.sankei.com)
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