15/08/22 00:38:00.08
★国旗・国歌「強制」記述の教科書 大阪府立高12校が採択 28年度
2015.8.21 20:00
大阪府教委は21日の教育委員会議で、府立高で平成28年度に使用する
日本史教科書について、学校現場での国旗掲揚と国歌斉唱を「強制の動き」
と記述した実教出版(東京)の教科書を12校で採択した。
府教委作成の補完教材で補足指導を行うことを条件とした。
採択されたのは、実教出版の教科書「日本史A」と「日本史B」。
ともに国旗掲揚、国歌斉唱について「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」と記述している。
府立高の教科書は各校が選んで希望し、府教委が採択する。
実教出版については12校が希望していた。
国旗掲揚と国歌斉唱については、学習指導要領で指導が義務づけられている。
府や大阪市は条例で、国歌斉唱時に教職員に起立するよう義務づけており、
補完教材では平成24年の最高裁判決で、府条例の合憲性が確認されていることを紹介している。
同社の教科書には他に「アジアに対する侵略戦争」との表現も登場する。
「侵略」については国際法に定義がなく、日本の行為だけを「侵略」と断定することへの
異論も存在するが、補完教材に説明はなかった。
実教出版の日本史教科書をめぐっては、東京都教委が記述が不適切だとして各都立高に
使用を控えるよう通知したことがある。大阪府では26年度に9校、27年度は8校が使用した。
URLリンク(www.sankei.com)