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★【月刊正論】メディア裏通信簿 朝日新聞、NHK… 報道をぶった切り 選挙も民主主義も否定する朝日新聞
2015.8.15 10:30
■益川さん、それはちょっと…
教授 若者だけではなく、学者もから騒ぎしていますね。7月15日付の朝日新聞朝刊には、
改めて憲法を読み返したノーベル物理学賞の益川敏英さんが「同盟を作って戦争ができる
なんて書いていない」と憤っている、とありました。益川さん、安保法案にもそんなことは書いていませんよ。
先生 益川は7月2日放送のTBS系のNewS23「戦争したくなくてふるえる」特集でも、
憲法解釈を語っていたが、「論理的に言ったら、明らかにやりすぎている」「どう読んだって、
あんな解釈出てこない」と言ってた。
教授 そんなこと言い始めたら、自衛隊だって出てきませんよ。
先生 「日本が戦争やりに行かなきゃいけない理由がわからない」とも言っていたが、
「戦争をやりに行く」なんて、誰も言っていないだろ。この人、物理学では優れているのかもしれないが、
憲法や法律や安全保障についてはド素人だろ。ただ、左翼的なことを言っているだけ。
女史 7月14日のNews23では、小林よしのりさんが出演してたね。ブログでもコテコテ左翼の
キャスター、毎日新聞の岸井成格特別編集委員を「『ニュース23』がやはり岸井成格のきっぱりと
した批判の口調が気持ち良くて一番だ」とベタぼめしてたよ。
教授 先月号でも少し言いましたが、いま安保法案に反対している憲法学者たちには、
共産党の支持者が多くて、いまだに自衛隊が憲法違反だと考える人たちと、問題意識を共有しているのです。
別にそれが悪いとは言いませんが、そういう現実はきちんと分かったうえで、議論をみるべきです。
先生 憲法学者だけが突出しているとも言える。国際法の専門家も、安全保障の専門家も、
自衛隊員も安保法案の賛成派が多い。
教授 同志社大学の村田晃嗣学長が国会で「学者は憲法学者だけではない」と発言していましたが、
その通りですよ。
先生 憲法学者はほかの法曹関係者からバカにされているよ。
編集者 必ずしも全員がそうとは限りませんよ。例えば百地章先生や八木秀次先生のように
見識のある先生もいらっしゃいます。
先生 もちろん、そういう人も少数派としているが、俺が言っているのは、全体的な傾向の話。
まず憲法学者はほとんど司法試験にも通っていないから、法曹資格を持つ人たちからは下に見られる。
安保法案のとりまとめに貢献した自民党の高村正彦副総裁や公明党の北側一雄副代表は弁護士だぜ。
憲法学はごく稀にある違憲訴訟を除くと法律の実務でほぼ使われないし、学者は左翼のイデオロ
ギッシュな人ばかり。少なくとも現実の世の中と向き合ってこなかったのが、憲法学者の多くだよ。
教授 カンボジアのPKOに自衛隊を派遣する時も、多くの憲法学者たちは批判しましたが、
現在、どうですか。自衛隊は感謝されていますよ。高村副総裁も言っていましたが、憲法学者の
言う通りにしていたら、今日の日本はありませんよ。彼らは、現実の政治と憲法論争を完全に
切り離していますが、櫻井よしこ氏が産経新聞で書いたように中国は日中境界線の海域に
プラットホームを建設していたし、南シナ海でも軍事拠点を整備している。それなのに憲法学者は
こういう現実も見ずに、ただ憲法9条2項だけを見て「違憲だ」と騒ぐ。これでいいのですか。
先生 法案の問題は憲法ではない。ただ、与党内の妥協で不十分になったことは確かだぜ。
国際紛争で恒久的に自衛隊が他国軍を後方支援できるようにする国際平和支援法案も、
自衛官の武器使用に制限がありすぎる。他国並みに武器使用できるようにしないと本当に身が危ない。
「非戦闘地域」が活動対象だというが、そんな単純な分け方できるのか。7月3日のBSフジの
プライムニュースで東京外国語大学教授の伊勢崎賢治が「僕が知る限り、現に戦闘が行われて
いない地域は基地の中だけ」と発言したけど、その通り。>>2へ続く
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