15/08/12 20:52:33.17
(中略)
篠原章氏の講演要旨
★『沖縄の不都合な真実』出版の背景
住民が基地と見事に共存
1990年に沖縄市コザを訪れ、報道などで見聞きするような基地の苦しみはなく、
見事に住民が基地と共存していたことを知った。戦後、沖縄のイメージを最初に作った人が
作家の大江健三郎氏であり、ジャーナリストの筑紫哲也氏だ。
沖縄のことが何でも無条件に好きになる「沖縄病」にかかったこともある。
しかし、「癒しの島」というイメージでひとくくりするのは正確ではない。悪い部分を直視して反省しないと成長しない。
沖縄の2紙の論調が大きく変わったのは90年代半ばだ。95年に米兵による少女暴行事件が起き、
県民感情を逆なでした。この時期、知事を務めた革新系の大田昌秀氏の影響が大きい。
沖縄はいつも正しいという主張や立場を定着させた。
大久保潤元日本経済新聞那覇支局長との共著である『沖縄の不都合な真実』では
主に経済的な側面から素朴な疑問を提起した。
①基地に反対するのに、なぜハンビータウン(北谷町(ちゃたんちょう))、ライカム(北中城村)など
米軍施設の名称を使うのか②復帰後、11兆円の沖縄振興予算がつぎ込まれているにもかかわらず、
なぜ低所得のままなのか③なぜ補助金と基地負担はリンクしていないと主張するのか―。
最たる例が沖縄県ロック協会が政府の補助金で設立されたことだ。
沖縄では何か事業をするには「補助金ありき」ということだ。
最近になって驚いたことが、県知事の仕事のほとんどが基地問題ということだ。
翁長氏は知事に就任以来、何度も上京しているが、ほとんどが移設反対を訴えるためである。
翁長氏に安全保障の論争ができるとは思えない。沖縄のアイデンティティー、出自で物事を考えても何も解決しない。
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※過去のニュース
「オキナワンロック」誕生50年 県協会が初の記念史
2014年5月18日 9:53
【沖縄】県ロック協会(宮永英一会長)はこのほど、1963年に沖縄で本格的な
ロックバンド「ウィスパーズ」が結成されてから50年がたったことを記念して、
協会初の年史「オキナワンロック50周年記念史」を発刊した。コンディション
グリーンや紫、マリーwithメデューサなど沖縄のロック界をけん引してきた
バンドの誕生秘話や、メンバーの手記、回顧録などが収録されている。
宮永会長は「オキナワンロックの集大成で、戦後沖縄の歴史や人間模様が
描かれた年史になった」と完成を喜んでいる。
記念史は1部約300ページで、「ロックの日」の6月9日から、
県内の各レコード店で販売を開始。価格は4千円前後を想定している。
県内各地の学校や図書館のほか、県内で活躍するミュージシャンを多数輩出した
奄美諸島の関連施設にも贈呈する。事業費は沖縄市の一括交付金や協賛金など
約500万円。3千冊程度作る予定だ。(以下略)
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