15/08/12 14:13:18.73
★人民元、2日連続切り下げ=基準値1.6%安に設定-中国
【上海時事】中国人民銀行(中央銀行)は12日、人民元取引の目安となる対ド
ル基準値を前日比1.6%引き下げた。2日連続の元切り下げで、景気鈍化に
対応した元安誘導への中国の姿勢が一層鮮明になった。人民元の上昇を求めて
いた米国などが、一方的な切り下げに批判を強める可能性もありそうだ。
人民銀は12日の基準値を1ドル=6.3306元に設定した。前日の取引の
終値(6.3231元)に比べても元安・ドル高。11日には算出方法を変更
したとして、基準値を1.9%引き下げていた。
この日の上海外国為替市場は、基準値の引き下げを受けて、6.4300元と
急落して始まった。これは2011年8月以来、約4年ぶりの元安水準。
人民銀は公式サイトを通じ、12日の基準値引き下げは最新の経済統計の分析
および基準値算出方法の改善に基づくものだと説明。国内外の経済・金融情勢を
見る限り、人民元が下落し続ける根拠はないと強調した。(2015/08/12-12:55)
URLリンク(www.jiji.com)
★中国 人民元「基準値」さらに1%以上引き下げ
8月12日 12時19分
中国は通貨・人民元の取り引きの目安として定めている「基準値」を、
11日より1%以上引き下げたと発表し、市場では、今後も人民元安が進む
のではないかという見方が出ています。
中国の通貨・人民元の為替レートは、取り引きの目安として日ごとに「基準値」
が定められています。
中国の中央銀行、中国人民銀行は、11日、基準値をドルに対して前日より
1.8%余り切り下げたうえで基準値の計算の方法について、ドルに対する
レートの前日の終値を参考にすると発表しました。
こうしたなか、中国人民銀行は、12日朝、12日の基準値を1ドル
=6.3306人民元と定めました。
これは、11日の基準値と比べて1.6%余り引き下げられ、およそ2年
11か月ぶりの人民元安の水準となった11日の終値に近くなっています。
これを受けて、12日の上海の外国為替市場では、人民元を売ってドルを買う
動きが出て、日本時間の午前11時半現在、2011年9月以来となる
1ドル=6.4元台の人民元安の水準で取り引きが行われています。
市場関係者の間では、中国経済の減速傾向が鮮明になるなか、
当面は、人民元安がさらに進むのではないかという見方が出ています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)