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★【千葉】安保法案ストップ 安房地方から訴え ３市「九条の会」が共同声明
2015年8月10日
安房地方三市（南房総、館山、鴨川）の護憲派住民グループ「九条の会」が九日、
南房総市の千倉保健センターで集会を開き、共同作成した声明文を発表。
国会で審議されている、他国を武力で守る集団的自衛権行使を柱とする
安全保障関連法案を廃案に追い込む方針をアピールした。
三市の会を代表して朝生（あそう）邦夫さん（７１）＝南房総、沖山静彦さん（７２）
＝館山、手塚玲子さん（７１）＝鴨川＝が参加者約八十人の前に並び、手塚さんが読み上げた。
声明は「戦後七十年、日本は憲法九条で戦争を放棄し、戦争による死者を一人も出さず、
平和を守ってきた。安保法案は九条を覆し、戦争する国に変えていく危険をはらんでいる。
安房三市の九条の会は、安倍政権が廃案とするまで、法案反対の声を上げていく」としている。
朝生さんはまた、三市の九条の会がそれぞれの市議会に対して、廃案を求める意見書を
政府へ提出するよう、九月議会に請願する考えを示した。
朝生さんは「法案は憲法違反という世論が高まっている。保守的な安房地方で、
住民が連携し憲法九条を守る活動をすることには大きな意義がある」と話した。 （北浜修）
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