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★【「歴史戦」英日対訳版】ケント・ギルバートさん「慰安婦問題知らぬ海外では反日団体の主張をすぐ信じる」「日本の立場を掲げて戦うべきだ」
2015.7.30 07:11
■米カリフォルニア州弁護士 ケント・ギルバートさん
「歴史戦」の英語版が出版されることをうれしく思う。米国やカナダ、オーストラリア
などで慰安婦像・慰安婦碑の設置計画がある市議会のメンバーは全員、本書を読んだ上で
設置の是非を議論してもらいたい。
海外の人たちは慰安婦問題を知らない。興味もない。70年前のことを何でいまさら
持ち出すのかと思う程度だ。あまりにも無知なので、中国系の「抗日連合会」や韓国系の
反日団体が「日本はひどいことをやった」といえばすぐに信じてしまう。
「日本はやっていない」と否定しても、「朝日新聞が書いている。日本の新聞が認めている」となる。
朝日新聞が虚偽の報道をしていた間、日本政府を含め、日本国内から英語の反論は
発信されなかった。「朝日新聞は海外の新聞に自ら誤報・訂正の広告を出すべきだ」
と私は何度も言っているが、まだ実行されていない。
朝日新聞の問題もあるが米大手紙のニューヨーク・タイムズやワシントン・ポス
トなどが朝日新聞の報道を転電し、その内容を歴史学者が検証することもなく信じ、
一部の米国の歴史教科書に書き込まれた。こうした流れが一番困る。
日本政府は教科書会社に訂正を求めた。ただし、米国人は一般的に公権力の干渉を嫌う。
だから、産経新聞のような新聞社が慰安婦問題の真実を記した本の英語版を出版する
ことは重要であり、その意義は非常に大きい。
日本は発信が下手な国だ。英語という壁が理由かもしれないが、国際政治は
ディベート(討論)なのだから、日本は自国の立場を掲げて戦わないといけない。
この本はそのためにも貴重な存在だ。
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