15/07/28 13:21:37.44
★自衛隊初の多国籍部隊司令官「国際社会で応分の役割を」
自衛隊創設以来初めて多国籍部隊の司令官となった自衛官が取材に応じ、
「自衛隊は国際社会で応分の役割を果たすべきだ」と述べました。
イギリス、オランダ、トルコなど各国の軍人が参加した多国籍部隊の会議。
その中心に座っていたのは、海上自衛隊の伊藤弘海将補です。
アフリカ・ソマリア沖の海賊対処にあたっている多国籍部隊の司令官に今年５月就任し、
中東・バーレーンにある司令部で３か月間の任務にあたっています。自衛隊創設以来、
初めての多国籍部隊の司令官。安倍政権が掲げる積極的平和主義の一例です。
「秀でた能力を有した国、国家は、国際社会の責任ある構成員として、
応分の責務を果たす必要がある」（伊藤弘海将補）
伊藤海将補は、「内向きな思考で日本周辺のことだけを考えている時代ではない」と述べ、
自衛隊は国際社会での活動の幅をさらに広げるべきとの考えを示しました。
国際社会の側も期待しています。多国籍部隊の総責任者、アメリカ海軍の幹部です。
「自衛隊は非常にプロフェッショナルで、とても能力のある組織です。
もし更なる任務に参加してくれるなら大歓迎ですよ」（米海軍・ミラー中将）
「国会で審議中の安保法制の理念を先取りする形で、自衛隊は国際社会での
存在感を増しています」（記者）（28日11:39）
URLﾘﾝｸ(news.tbs.co.jp)
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★多国籍部隊司令官ポスト“日本にメリット”
7月28日 10時25分
アフリカ・ソマリア沖の海賊対策で、初めて多国籍部隊の司令官に就任した
幹部自衛官が報道各社の取材に応じ、アメリカなど各国海軍の幹部とも接触しやすく、
司令官ポストは日本にとってメリットがあるという認識を示しました。
ソマリア沖の海賊対策ではことし５月から、海上自衛隊の伊藤弘海将補が、
多国籍部隊の司令官を務めています。自衛官が訓練ではなく実際の任務で
多国籍部隊のトップに就任するのは初めてで、伊藤司令官は２７日、司令部がある
中東・バーレーンのアメリカ海軍の基地内で報道各社の取材に応じました。
この中で、伊藤司令官は「高いレベルのリーダーにアクセスしやすく、
今、アメリカ海軍などが何を考えているのかや、先行きがどうなるのかといった
情報を幅広く深く聞けることが日本にとって最も大きい」と述べ、司令官ポストは
日本にとってメリットがあるという認識を示しました。
ソマリア沖の海賊対策には、自衛隊のほか各国の海軍が部隊を派遣していて、
海賊の被害は４年前の年間２３７件をピークに減少し、去年は１１件で、
ことしは２７日現在、１件も報告されていません。
■安保法案について日米の指揮官は
伊藤弘海将補は集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案について２７日、
報道各社の取材に対し、「国会で審議中であり、口を挟む立場にない」と述べました。
そのうえで「積極的平和主義という大きな方針の中で、私たちの派遣もその一端を
担っているのではないかと思っている」と話しました。
一方、中東・アフリカの周辺海域を担当するアメリカ第５艦隊司令官の
ジョン・ミラー中将は自衛隊が海賊対策だけでなくテロ対策にも参加すべきか
問われたのに対し、「まず、強調したいのは日本人が議論して決めるべきもの
だということだ。自衛隊にはすばらしい能力があり歓迎するが、
あくまでも日本人が決めることだ」と述べました。
URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)