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★「つくる会」系教科書採択 都教委、中高一貫など32校
川口敦子2015年7月23日14時25分
東京都教育委員会は23日の定例会で、都立中高一貫校10校と都立特別支援学校
22校で来春から使う中学生の歴史と公民の教科書に、「新しい歴史教科書を
つくる会」系の育鵬社版を採択した。4年に一度の採択で、中井敬三教育長と
5人の委員の無記名投票の結果、多数決で決まった。
この日の定例会では、歴史8社、公民7社を候補に投票。6人の投票では歴史、
公民とも育鵬社が4票、その他が2票だった。
現在は、都立中高一貫校では歴史・公民ともに育鵬社版を、特別支援学校では
視覚障害の学校を除いて歴史は育鵬社版、公民は「つくる会」主導の自由社版の
教科書を使っている。
今回の採択にあたっては、23団体から「過去の戦争を肯定する教科書の押しつけ」
「学校の意向を尊重すべきだ」などの請願が寄せられていた。(川口敦子)
URLリンク(www.asahi.com)
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