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★稲田朋美氏「対案出すべき」に有田芳生氏は懸念示す
2015年07月21日 15時10分
提供：アメーバニュース/政治・社会
安全保障関連法案をめぐって民主党の細野豪志政調会長（43）、長島昭久元副防衛相（53）
馬淵澄夫元国土交通相（54）らが7月20日に会合を開き、同法案の対案を作ることが必要
との認識で一致したことが報じられたが、同じく民主党の有田芳生参議院議員（63）は、
対案を作ることに警戒感を募らせている。自身のツイッターで言及した。
対案をめぐっては以前から「民主党も対案を提出すべき」との声があり、自民党の
稲田朋美政調会長（56）も7月19日に放送された政治討論番組『新報道2001』
（フジテレビ系列）に出演した際にこれについて触れた。
細野氏も同番組に出演し、法案について「安倍政権はそもそも対話する意思がない」
と追及した。一方、稲田氏は民主党が同法案の採決が行われた15日の特別委員会で
「強行採決反対!!」などのプラカードを掲げたことを挙げ、「民主党はプラカードを
掲げる前に対案を掲げるべきだ」とその対応を批判していた。
対案について、岡田克也代表は慎重な姿勢を示しているが、有田氏も「対案路線は
自民党の土俵に乗る恐れがあります」と警戒。稲田氏の発言についても「稲田政調
会長による誘い水は意図的です」との意見を述べた。
また、朝日新聞の紙面で行われている長谷部恭男・早稲田大教授と、杉田敦・法政大
教授の対談で杉田氏が「そもそも野党は『違憲だ』と言うだけで十分責任を果たして
います」と発言していることを挙げ、対案が必要ないとの考えを示している。
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