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★【埼玉】３５０人「安保法案廃案」 衆院可決から一夜 新座で集会とデモ
2015年7月18日
安全保障関連法案の衆院本会議での可決から一夜明けた十七日、新座市の市民グループ
「戦争させない！ オールにいざ実行委員会」は、市内の三軒屋公園で法案に反対する
集会を開いた。約三百五十人（主催者発表）が参加。採決を強行した与党の対応を批判
するとともに、法案廃案の必要性を訴えた。
呼び掛け人の一人の浅井春夫・立教大教授（６３）は「全国各地に広がる反対の声に
聞く耳を持たない対応は民主主義を踏みにじり、政治への信頼を失墜させた」と指摘。
ほかの参加者たちも「参院での廃案を目指し、多くの人に意見を伝えよう」と呼び掛けた。
続いて参加者たちは「戦争法案ごり押し反対」「戦争は二度とごめん」
「若者を戦場に送るな」と声を上げながら周辺の一キロ余りをデモ行進した。
同市の小林司さん（６９）は「反対意見が高まる中で採決を強行したことに憤りを感じる。
参院で廃案に追い込むしかないと思って参加した」。東京都練馬区の大学三年和田郁蓉
（かよう）さん（２１）は「法案の説明を十分にしてくれない政治家の態度に疑問がある。
徴兵制につながるのではないかという不安もある」と話していた。 （服部展和）
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安保法案反対を訴えながら練り歩く参加者たち＝新座市で
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