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★【茨城】「法治国家を覆す」 安保法案反対集会に１２００人 水戸
2015年7月18日
他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案に
抗議する集会とデモ行進が十七日、水戸市の中心部であり、県内全域から
約千二百人が集まった。
集会では市民団体代表や政党関係者らが次々にマイクを握った。
衆議院本会議で十六日に可決された法案を違憲であると批判し、
「立憲主義、民主主義が国民から奪われようとしている」
「法治国家を覆すことにほかならない」などと危険性を訴えた。
元公明党副委員長の二見伸明さんも参加。「安倍さんは国民の理解が深まって
いないというが、むしろ国民は『安倍さんはおかしい、独裁者だ』と理解を
深めてきた」と指摘し、参議院での追及を求めた。
この日は、市民団体などに属していない人々も加わった。知人の勧めで初めてデ
モに参加したという自動車整備業の男性（５４）＝ひたちなか市＝は
「子どもたちのためと思って来た。憲法九条が曲げられてしまうようで不安だ」
と語った。（妹尾聡太）
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安全保障関連法案に反対する集会に集まった大勢の人たち＝水戸市で
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