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★仏像返還、ご本尊と再会の氏子安堵…指先欠損か
2015年07月19日 11時40分
2012年に韓国人窃盗団から盗まれた国指定重要文化財「銅造如来立像」が、
長崎県対馬市峰町木坂の海神神社へと戻された18日、ご本尊と再会を
果たした氏子らは安堵の表情を浮かべた。
対馬では韓国人による文化財の盗難事件が続き、日韓交流に暗い影を落としている。
寺社の後継者不足を背景に、今後の保管方法についても議論が交わされている。
対馬市の県立対馬歴史民俗資料館で、文化庁の職員から立像を受け取った
海神神社の総務の扇平おおぎたいらさん(58)は「無事に帰って来た。ほっとした」と表情を緩めた。
一方、盗難後に立像の指先の一部が欠けた可能性が浮上し、神社総代の
島井利和さん(67)は「残念としかいいようがない。二度とこんなことをしないでほしい」と、
複雑な表情も浮かべた。
立像と一緒に盗まれた同市豊玉町の観音寺所蔵の県指定有形文化財
「観世音菩薩坐像」は、今のところ日本へ返還される見通しがたっていない。
同寺の田中節孝・前住職(68)は「盗難品だから一刻も早く返すべきだ」と強調した。(島居義人、橋谷信吾)
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文化庁職員(左)に「保管や修復に協力してほしい」と要望する海神神社の島井神社総代
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銅造如来立像の中指が破損しているとみられる右手
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