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★テキサス親父、「辺野古」を語る
2015/7/15
動画サイトのユーチューブで「テキサス親父」として人気がある
トニー・マラーノ氏が今月8日、那覇市で講演した。
「沖縄で実際に何が起きているのかを見て、全国に知らせないといけない」
との思いから、昨年に続いて2度目の講演会となった。同氏は地元の有志に
案内されて名護市辺野古のキャンプ・シュワブのゲート前を視察した時の
エピソードを披露。
マラーノ氏は、ゲート前でまずブルーシートやテントで公道を占拠する
活動家の姿を目の当たりにした。
活動家5人に囲まれた同氏は「自分たちのことを好意的に報道しないメディアは
お断りしています」と言われた上で、一緒に視察に行った仲間共々に突き飛ばされたという。
さらに驚いたのは、「警察が来て活動家を止めたのではなく、私たちを止めたということ。
警察が彼らに我々が歩く許可を得ようとしていたことだ」。
反基地活動家と中国とのつながりを懸念するマラーノ氏は、「中国人はアメリカ人ほど
簡単ではない。彼らは2、3世代先まで考えて行動している」と危機感を示す。
「80年代には共産主義が崩壊するとは思っていなかったが、ベルリンの壁(崩壊)を
きっかけに1990年に一気に崩壊し世界は驚いた。歴史は一瞬に変わることがある」
と沖縄県民に注意を促した。
「在沖米軍は強い抑止力になっている。だからこそ、共産主義陣営は基地の
縮小・撤退を望んでいる」とも。
質疑応答の時間では、マスコミをただすためにどうしたらよいか聞かれると、
「まず買わないこと、そして広告主にもクレームをつけること」とアドバイスした。(T)
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