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★連合次期事務局長、首相と密かに会談 古賀会長が苦言
2015/7/14 20:26
次期連合事務局長に就任する見通しの逢見直人副会長（ＵＡゼンセン会長）は14日、
連合本部での三役会で、先月26日に首相公邸で安倍晋三首相と密かに会っていた
ことをあきらかにし、連合幹部に陳謝した。古賀伸明会長は「軽率だとの指摘が
来ている」と苦言を呈した。
会談したのは連合の役員推薦委員会で次期事務局長に就任する見通しとなったその日。
逢見氏は３月ごろから首相と拉致問題について話し合いたいと首相官邸側に申し入れ
ていたというが、古賀会長には事前に伝えられておらず、連合内では「古賀氏の
メンツは丸つぶれだ」（産別労組委員長の一人）との批判が出ている。
会談内容について逢見氏は「ＵＡゼンセンが力を入れる北朝鮮による日本人拉致
問題や労働法制について意見交換した」と説明。連合内には「役員交代の時期を
狙った官邸の分断工作」（連合幹部）との見方が出ており、逢見氏は「労働法制で
政府の対応を批判した」と釈明した。連合幹部の一人は「これだけ連合を混乱
させて官邸はしてやったりと思っているはずだ」と話している。
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