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★サムライ債償還、14日に期限=ギリシャの対応焦点
18:35時事通信
財政破綻の危機にあるギリシャがかつて投資家向けに発行した円建て国債
(サムライ債)の一部が14日、償還期限を迎える。金融市場では、
返済は無事行われるとの見方が大勢だが、万一返済が滞れば市場に大きな
悪影響を与えかねず、ギリシャ政府の対応に注目が集まっている。
14日に償還期限となるのは、ギリシャ政府が1995年に発行した
サムライ債117億円分。6月30日が期限だった国際通貨基金(IMF)
向け債務の返済が滞って以降、民間向けでは初の元本返済となる。
市場では、「ギリシャ政府も民間向け債務は返済する意図があると思われる」
(野村証券)として、予定通りの償還を予想する声が支配的。またサムライ債
保有者の中心は小口の個人投資家や海外投資ファンドで、「返済が滞っても
市場への影響はほぼない」(大和証券)との指摘もある。
しかし、IMF向け債務に続き今回のサムライ債の返済が滞れば、格付け会社は
デフォルト(債務不履行)を認定する可能性が高く、金融市場への悪影響波及は必至。
ユーロ圏首脳会議は13日、ギリシャ支援交渉の再開で合意したが、同国問題には
先行き不透明感も残り、市場には警戒感がくすぶっている。
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