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★百田尚樹が反論「沖縄の偏向メディアによる支配が許せない」
2015.07.09
(中略)
百田:「潰さなあかんのですけども」と言ったのはあくまで冗談ですが、私はこの二紙には
「百田氏、また暴言」と見出しに書かれたり、さんざん悪口を書かれてきたので、
「潰れてほしい」と思っているのは事実。そもそも、この二紙は極めて偏向した
「アジビラ」のような記事ばかり掲載し、両論併記の原則をあまりに蔑ろにしている。
米兵の犯罪などは軽重にかかわらず大々的に報じる一方で、米兵の善行は一切書きません。
沖縄のジャーナリスト惠隆之介氏の本には詳しく書かれていますが、例えば、難病を患って
地元医師から「助からない」とされた3000人以上の患者が、米兵のカンパと米軍機の援助で、
アメリカで治療を受けて治癒しています。また、沖縄での最初の臓器移植は米兵の家族から
の臓器を譲り受けたものですが、これもほとんど報道されない。つい先日も、飲食店で
倒れた地元の女性を店に居合わせた米兵が応急処置を行って表彰されたんですが、
消防署から取材の要請があってもふたつの新聞社は無視を決め込むばかり。
「反基地」を言いたいのはわかるが、これでは、反米感情を煽ることが目的となって
しまっている。一方、中国に対しては「素晴らしい」と礼賛するばかりで、
その脅威の部分を一切語ることもしない。これでは、まったくフェアじゃないですよ。
◆検証記事それ自体が意図的なレトリック
騒動後、『沖縄タイムス』『琉球新報』の両紙は、普天間飛行場を巡る百田氏の発言を
検証する記事を掲載している。抗議会見でも、「もともと田んぼの中にあった」
「基地の周りに行けば商売になるということで人が住みだした」とする百田氏の認識に対し、
「事実に基づかない言説を流布するのは表現者の取るべき態度ではない」「9000人を超える
人が暮らしていたが、米軍に勝手に接収されたからだ。仕方なく近くに住んだだけで、
商売目的と言われたらたまったものではない」と怒りを露わにした。
―普天間飛行場の成り立ちについて、二紙とも「事実誤認」と激しく批判している。
百田:『沖縄タイムス』は6月30日付の朝刊で、「『金目当て』に怒り」という見出しを
つけたが、私は「金目当て」なんて一言も言うてない。当時はこれといった産業もなく、
基地というビジネスチャンスがあったからこそ、基地周辺に人が移り住んできたと
言ったんです。二紙は「米軍に勝手に接収された!」と目くじら立てて言っていますが、
そもそも普天間飛行場は、1942年に当時の大本営が全島17か所に軍飛行場の建設を
始めるに当たって、帝国海軍が買収しており、工事の完成を見る前に沖縄戦に突入し、
後に米軍に接収されたという経緯があるんです。つまり、戦中の時点で多くのエリアは
すでに国有化されていたということです。加えて、彼らが言う「仕方なく近くに住んだだけ」
という方もいらっしゃるとは思いますが、一歩引いて、沖縄県内の人口動態を見てみると、
基地のある町のほうが基地のない町と比べて、人口の伸び率がはるかに高く、特に普天間
飛行場のある宜野湾市は著しかったということがわかる。1950年にわずか1万5930人
だったのが、1970年には3万9390人、今では9万5000人程度に膨らんでいるほど。
実に5.8倍に増えているわけですが、これは沖縄県全体の伸び率である1.9倍という
数字に比べても、かなり高いと言えます。‘70年代の航空写真を見ればわかりますが、
普天間飛行場の周りは民家もまばらでほとんどが畑ですよ。それが40年以上経って、
「世界一危険な基地」と言われるほど人が集まって、住宅密集エリアになってしまったというわけです。
>>2へ続く
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