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★禁輸の日本食品を不正輸入した24社に罰金計6000万円/台湾
2015/07/09 12:41
(台北 9日 中央社)台湾が禁輸している福島などの5県で生産、製造された
食品が不正に輸入、販売されていた問題で、衛生福利部(衛生省)食品薬物
管理署は8日、食品安全衛生管理法に違反したとして業者24社に罰金および
罰則を科す方針を発表した。今後違反商品の輸入許可通知を取り下げる。
罰金総額は計1539万台湾元(約6000万円)に上るとみられている。
不正輸入された商品は381品目。同署は今年3月の問題発覚以降、
全国22県市の衛生局を通じて市場に流通している食品の調査を行ってきた。
各社に対する罰金額は3万元(約12万円)以上300万元(約1170万円)以下。
東京電力福島第1原発事故の発生後、輸入が禁止されているのは、福島のほか、
茨城、栃木、群馬、千葉の5県で生産、製造された食品。今年5月には日本産の
全ての食品に都道府県ごとの産地証明、一部に放射性物質検査証明の添付を
義務化する規制が加えられた。 (編集:名切千絵)
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