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★上海株、不信感高まる 習政権の株浮揚策失敗 「ギリシャ・ショック」追い打ちも
2015.07.07
中国株に対する投資家の不信感は深刻だ。習近平政権は株の買い支えなどの対策を
相次いで発表したが、7日午前の市場で上海総合指数は急反落。他の主要指数も
暴落が続き、買い支え策は完全に失敗に終わった。さらに「ギリシャ・ショック」
による投資家の新興国離れがトドメを刺すことになりかねない。
上海総合指数は6日こそ反発したが、6月12日の高値から7月3日までに
約3割暴落したのに比べると、戻りは弱く、7日朝方の市場では3%超下落
する場面もあった。
上海の米ドル建てB株指数は7日に一時8%を超す暴落、深●(=土へんに川)
(しんせん)の香港ドル建てB株指数も一時4%超下げるなど暴落が止まらない。
中国の大手証券21社は、計1200億元(約2兆4000億円)以上を市場に
投入すると発表。既存の株式の値下がりを招きやすい新規株式公開(IPO)を
予定していた企業が一斉に上場見合わせを発表するなど株価維持になりふり
構わないが、投資家の脱中国姿勢は止まらない。
「ギリシャ情勢の混乱で、中国の主要取引先である欧州経済が混乱したり、
投資家が新興市場株を回避する動きが出れば、売り圧力は一段と強まる」
(準大手証券ストラテジスト)
投資家はギリシャ情勢に加えて中国の株式市場の展開にも神経をとがらせている。
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