【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】中国、東シナ海ガス田開発を急加速 机上の空論続ける政治家は猛省せよ [07/06]at NEWSPLUS
【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】中国、東シナ海ガス田開発を急加速 机上の空論続ける政治家は猛省せよ [07/06] - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/07/06 15:50:48.14
★【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】中国、東シナ海ガス田開発を急加速 机上の空論続ける政治家は猛省せよ
2015.7.6 11:00

東シナ海の日中中間線にぴったり沿って、中国がガス田を開発し、
プラットホーム建設を急拡大している確かな情報が私の手元にある。

彼らが南シナ海で7つの岩礁を埋め立て、総計8平方キロの人工島を作った映像は
世界に衝撃を与えたが、全く同じ時期にほぼ同様の急激な開発と構造物の建設が
眼前の東シナ海で起きていたのである。

平成10年11月時点で白樺(中国名・春暁)、樫(同・天外天)、平湖、
八角亭の4カ所だった中国のガス田開発は昨年6月までの14年間で6カ所に増えた。

それがこの1年間で12カ所へと急増した。中間線に非常に近い場所に「黄岩14の1」
のプラットホームが建設され、「平湖」東南方向に「黄岩1の1」、その真東のこれまた
中間線近くに「黄岩2の2」、平湖南西に「紹興36の5」、八角亭北東に「団結亭」と
「宝雲亭」のプラットホームがおのおの、堂々と建てられた。建設途中の別のものがあと4カ所もある。

完成したプラットホームは作業員の宿舎らしい3階建ての建物や、精製工場、
ヘリポート、掘削装置を据えた立派なものだ。

南シナ海では中国は国際社会の強い非難を鉄の歯でかみ潰すようにして退け、
埋め立てを急いだ。オバマ米大統領に介入の意思はない今が好機と見たからであろう。
東シナ海の中間線のごく近くにプラットホームを林立させたのは、日本の対中外交の
本質を読みとり、日本政府は反応しないと踏んだからか。

中国側が形の上だけ、中間線からわずかばかり中国側に入った海域に掘削設備を設置した
ことをもって、日本側は問題提起できないという声もある。だが、そんな声は通用しない。
中国のやみくもな開発の意図を調べることが大事だ。

ガスの開発ならば、海底のガス田が中間線をまたいで日本側にも広がっている可能性は高く、
中国がわが国の貴重な資源を奪っていないか、調査するのが当然であろう。
同時に、日本側の海で日本の企業の試掘を可能にする方策を立てなければならない。

一方で、中国の急激な動きに関する軍事的意味合いを懸念する声もある。
プラットホームは、南シナ海の人工島同様、軍事転用が可能だと、専門家は指摘する。
2年前、中国軍のヘリコプターがプラットホームから離着陸したように、回転翼機、
あるいは無人機の基地として使用され得る。中国軍の東シナ海における警戒監視や
情報収集能力は不十分だといわれるが、それだけに中国人民解放軍にとって
プラットホームは絶好の拠点ともなり得るというのだ。

地図上にプラットホームの場所を書き込むと、中間線のほぼ真上、北緯29度
東経125度の交点を中心にした60キロの円内にきれいにおさまる。

仮にこの中心部にレーダーを設置すれば、500キロ圏内のあらゆる通信波を拾い、
沖縄、南西諸島全域の自衛隊と米軍の動きをキャッチできる。現在中国沿岸部に設置
されているレーダーでは、尖閣諸島周辺までの情報収集が精いっぱいだが、
中間線付近にレーダーを設置することで中国の対日情報収集能力は格段に高まるというのだ。

構造物の海面下に水中音波探知機を取り付ければ、
ガス田の施設が水中プラットホームとして機能し、潜水艦の動きも探知されてしまう。

資源獲得にも軍事情報獲得にも使えるプラットホームの一群を、中間線のごく近くに、
日本国民がほとんど知らない間に建てられてしまった。このようなことを許してよいのか。
このことは、国家安全保障会議にとっても深刻な問題ではないのか。

中国は南シナ海で埋め立てた7つの岩礁に堅固な建物と分厚いコンクリートで
3000メートル級の滑走路を作り、大型艦船の航行、寄港を可能にする深い水路も、
複数築いた。構築した人工島を起点として、彼らは新たな領土領海主権を主張すると思われる。

東シナ海ガス田問題も尖閣問題も南シナ海問題も、個々の問題を超えた彼我の価値観の
問題なのだ。中国との間に太い経済のパイプがあり、互いに互いを必要としているとはいえ、
究極的には相いれない価値観の壁がある。 >>2へ続く

URLリンク(www.sankei.com)


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