15/07/06 10:57:32.20
★【新報道2001抄録】小野寺氏「個別的自衛権を拡大解釈したのが戦前の日本軍だ」
2015.7.6 08:06
自民党の小野寺五典元防衛相、民主党の前原誠司元外相、維新の党の柿沢未途幹事長が、
国会で審議中の安全保障関連法案について議論した。
--尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の公海で米国と中国が軍事衝突した場合、現行法で自衛隊は武力行使できるか
小野寺氏「中国軍が尖閣を奪おうとしていることが明らかで、すでに攻撃に着手していると考えられれば、個別的自衛権で対応できる」
前原氏「どのような状況かを少し整理する必要があるが、『周辺事態』という認定で動く場合には後方支援しかできない」
--個別的自衛権を拡大解釈することについては
小野寺氏「重要なのは、国際的にどう見られるかということだ。集団的自衛権の行使と解釈されるものを、
わが国だけが『個別的自衛権の行使だ』というのはどうなのか。この考えでどんどん(個別的自衛権を)
拡張したのが、戦前の日本軍だ」
--維新は対案で与党と修正協議に臨むのか
柿沢氏「私たちは独自案を出しているから、『修正協議』という言葉は使わない。協議はさせていただくが」
--民主党も対案を出すべきではないか
前原氏「対案はあるが、国会提出するかどうかは国会対策上のことも含めて幹部が適切に判断する」
小野寺氏「各党が対案を出せば、国民がその品比べをできる。民主党にも提出していただくことを期待する」
柿沢氏「政府案は国民の理解を得られていないので、私たちの独自案も審議してもらいたい。
民主党も対案を出したらいい。そうすると(相応の)審議時間が必要だ」
URLリンク(www.sankei.com)