15/07/04 20:21:26.27
★抗日色強めた台湾の戦勝記念パレード 日本側と不協和音 代表出席せず
2015.7.4 18:39
【新竹=田中靖人】台湾の国防部(国防省に相当)は4日、「抗日戦争勝利70周年」
を記念して北部・新竹県の陸軍基地内で軍事パレードを行った。馬英九総統が出席
するパレードは2011年以来、4年ぶり。当初、中国への対抗を念頭に企画
されていたが、実施が近づくにつれ「抗日」の色合いが濃くなり、日本側とも
微妙な不協和音が生じた。
パレードは、恒例の総統府前を避け、形式的にも年次演習の一部とするなど
日本側に配慮する形で企画された。一方で、陸海空軍から将兵約3800人、
航空機64機、車両約300両が参加。11年の「中華民国建国100周年」
記念よりも大規模になった。
日中戦争に参戦した元兵士約130人も招待され、うち約20人が車両で行進。
10人には馬英九総統から記念の勲章が授与され、当時の戦車や戦闘機の
複製なども展示された。
パレードの直前には、F16戦闘機などに描かれた日章旗に日本側が不快感を
表明し、空軍が消去するという出来事があった。また日本側に招待状を出したか
どうかについて日台双方の見解が分かれ、地元紙をにぎわした。
一連の不協和音に反発し、パレードを提言した与党、中国国民党の林郁方立法委員
(国会議員)は出席を拒否。日本や米国などの窓口機関代表も欠席する一方、
韓国の代表は出席した。
馬英九総統は式典で「抗日戦を記念するのは恨みをあおるためではなく、
平和を追求するためだ」などと述べた。日本側を刺激する表現を避けたとみられる。
パレードでは、中国を念頭に自主開発した長距離空対地誘導弾「萬剣」や
偵察用無人機(UAV)、米国から導入した地対空誘導弾パトリオット
(PAC3)などが公開された。
URLリンク(www.sankei.com)