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★韓国ロッテ会長、日本ロッテを事実上掌握
2015/07/02 08:52
ロッテグループの辛格浩(シン・ギョクホ)総括会長(92)
=日本名・重光武雄=の次男、辛東彬(シン・ドンビン)韓国
ロッテグループ会長(60)=同・重光昭夫=が日本のロッテも
事実上掌握したことが分かった。辛格浩総括会長の長男、
辛東主(シン・ドンジュ)前日本ロッテホールディングス副会長
(61)=同・重光宏之=が今年初めにロッテの全ての職務を解任
された後、辛格浩総括会長が兼務してきた日本のロッテ関連業務
を辛東彬会長が引き継いだ格好だ。
今年3月にベトナムで辛東彬会長は韓日のロッテ食品系列企業の
代表らを集めた「グローバル食品戦略会議」を開いた。席上、
日本のロッテホールディングスの佃孝之社長(72)は「One Lotte,
One Leader」という文字を掲げ、「韓国と日本のロッテは1人の
リーダーの下で協議しして動かなければならない」と述べた。
韓国ロッテ関係者は「日本のロッテを統括する佃社長が辛東彬会長を
公式なリーダーとして認めていることを表明したものだ」と受け止めた。
日本の財界では辛東主前副会長の解任以降、佃会長が日本のロッテを
率いるのではないかとの観測もあった。
6月18日に東京で日本の金融業界関係者60人を集めて行われた
企業説明会も同様だ。辛東彬会長は「企業は成果を示さなければ
ならない。日本のロッテも奮起すべきだ」と強調した。日本ロッテは
かつて韓国ロッテの母体となったが、日本ロッテの売上高は現在、
韓国ロッテの約7%にすぎない。財界関係者は「辛東彬会長が日本の
ロッテも確実に率いていく意向を公にしたものだ」と評した。
辛東彬会長は今月8日に開かれるグループ社長団会議で「新リーダー
シップ」に言及する可能性がある。辛東彬会長の今年の訪日回数は
昨年の2倍に達している。ロッテ幹部は「今年に入り辛東彬会長の
海外出張が多く、報告する時間がないほどだ。辛会長が韓日の
ロッテをいずれも掌握していくことは確実だが、そのプロセスは
父親の辛格浩総括会長が調整していると見るべきだ」と話した。
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