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★日本などとの「地球規模のネットワーク」を強化 米国家軍事戦略
2015.7.2 11:05
【ワシントン=青木伸行】デンプシー米統合参謀本部議長は1日、米軍の運用指針となる
「国家軍事戦略」を公表した。「今日の国際安全保障情勢は、かつてないほど予測
不可能だ」とし、これに対処するための重要な戦略として、日本をはじめ
「同盟・友好国との地球規模のネットワーク」を強化する方針を、改めて強調した。
戦略の発表は2011年以来4年ぶり。国際軍事情勢について、戦略は南シナ海での
中国による人工島造成が、中国軍に「国際的な海上交通路にまたがり、兵力を配置
することを許す」とした。また、ウクライナに軍事介入したロシアが、
「目的を達成するためには、武力行使をいとわない」などと分析した。
そのうえで、「米国と同盟・友好国とのネットワークは、世界の安全と安定の礎と
なるたぐいまれな強さがある」とし、「集団的な軍事力」を高めることなどにより、
「侵略を抑止する」と強調した。
日本やオーストラリア、韓国、フィリピン、タイとの同盟を強化し、アジア太平洋に
戦略の重心を移すリバランス(再均衡)戦略を推進するとした。また、日本、
北大西洋条約機構(NATO)、オーストラリア、韓国を「先進パートナー」とし、
合同軍事演習などにより「複合的な紛争に対処する高度な能力」が備わるとした。
URLリンク(www.sankei.com)
★安全保障脅かす国に「中国」 米軍事戦略、4年ぶり改定
ワシントン=佐藤武嗣2015年7月2日11時28分
米統合参謀本部は1日、米軍の運用方針などを定めた「国家軍事戦略」を発表した。
米国の安全保障を脅かす国家として「中国」を挙げ、南シナ海での岩礁埋め立てなどが
「国際的なシーレーンにまたがった軍事力の配置を可能にする」と警戒感をあらわにした。
同戦略は、大統領が作成する「国家安全保障戦略」などを踏まえ、対処すべき事態や
装備の質や量、軍事力の運用方針を定めたもので、2011年以来の改定となる。
米国の安全保障を脅かす国家として、ロシアやイラン、北朝鮮、中国を列挙。
中国について「中国の活動がアジア太平洋地域で緊張を高めている」と指摘。
前回11年の戦略では中国の宇宙やサイバー、海洋活動などに「憂慮」を示しつつ、
「中国と建設的、協力的、包括的な関係を追求する」としていたが、今回はより
批判的なトーンを強めた。
URLリンク(www.asahi.com)