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★元実習生らが農家と組合提訴…賃金支払い求める
2015年06月27日 10時21分
茨城県行方市の農家で実習生として働いていた中国人女性(29)と、
女性を受け入れた協同組合の元職員の中国人男性(42)が、農家と組合を相手取り、
未払い賃金の支払いと解雇無効の確認などを求める訴訟を26日、水戸地裁に起こした。
実習生を監理する側の元組合職員が実習生とともに訴訟を起こすことは珍しく、
記者会見した男性は「私が組合の中で見たことを世の中にも見てもらいたい」と訴えた。
訴状によると、訴えられたのは行方市の大葉生産農家の男性と、守谷市にある「協同組合つばさ」。
女性は2013年9月に中国・江蘇省から来日後、夜間に時給約300円で
大葉を束ねる作業をさせられたほか、日常的にセクハラ被害も受けたと主張。
女性から相談を受けた元職員の男性は、14年11月に女性が組合関係者に
連れ去られようとしているのを行方署に通報したことで不当に解雇されたなどとしている。
女性は東京都内での記者会見で「セクハラがつらかった」と伏し目がちに語った。
原告側代理人の指宿昭一弁護士は「女性は執拗しつようなセクハラを受けたが
逃げ出す選択肢がなかった。職場移転の自由がないのが実習制度の問題点だ」と訴えた。
一方、被告側代理人の辻洋一弁護士は「大葉の結束作業は元々外部委託していたが、
実習生らが『(外部委託より)安くやります』と言ったから、両者納得の上で任せた。
セクハラ行為は全くなく、裁判で全面的に争いたい」と話した。
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