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★中国に緊張緩和措置要求 オバマ米大統領、異例の懸念伝達 サイバーや海洋問題で
2015.6.25 08:11
【ワシントン=青木伸行】米中両政府のワシントンで開かれていた戦略・経済対話は
24日、南シナ、サイバー・セキュリティー問題で平行線をたどる一方、経済、
気候変動など9分野100案件(中国側発表)で合意し閉幕した。オバマ大統領は
同日、ホワイトハウスで汪洋副首相、楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)国務委員
ら中国代表団と会談し、南シナ海、サイバー攻撃問題で「緊張を緩和する具体的な措置」
を取るよう求めた。
閉幕後のケリー国務長官、汪副首相らの記者会見によると、対話を通じ米側は、
南シナ海での人工島造成中止と、問題の外交による平和的な解決を重ねて要求。
米国に対するサイバー攻撃を批判し、サイバー空間の活動に関するルールを策定
する必要性を強調した。
しかし、中国側は南シナ海の主権は中国にあり、人工島造成は「正当」で「民間活用」
するものだとの原則的な立場を譲らず、「もう少しで灯台もできる」と指摘した。
さらに「米国へのいかなるサイバー攻撃にも関与しておらず、攻撃に反対している」
と否定。ただ、ルールづくりへ向け共同で取り組むことには同意した。
経済分野で米側は、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の「高い基準の維持」
を求め、公正で透明な運営を促した。
URLリンク(www.sankei.com)