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★日韓世界遺産問題に片山さつき氏「後はどこまで書くか」
2015年06月24日 09時11分
提供：アメーバニュース/政治・社会
岸田文雄外相が6月21日、韓国の尹炳世（ユン・ビョンセ）外相と東京都内の
外務省飯倉公館で会談。対立していた「明治日本の産業革命遺産」の世界文化
遺産登録について、日韓両国が協力していくことなどで一致した。
韓国は「明治日本の産業革命遺産」に含まれる計23施設のうち7施設で朝鮮半島
出身者計5万7900人が「強制労働させられた」と主張。戦時中に朝鮮半島から
動員された徴用工について対象施設で、訪問客に説明するよう求めていた。
一方、日本は徴用工が動員されたのは、遺産が対象とする時期より後のこと
だとして、説明は必要ないとの立場を取っていた。
会談では一転、世界遺産について韓国側の主張の一部を反映し、一部の施設で
徴用工について説明する方向で調整。また、韓国が登録を求めている
「百済の歴史（遺跡）地区」もともに登録されるよう協力してくことで一致した。
この日韓の世界遺産登録をめぐる問題の前進に、ジャーナリストの江川紹子氏は
「ほかの国々のご迷惑にもなっていたよう…。折り合えてよかった」と喜びつつも
「中国人の強制労働も忘れないように…」と指摘。一方で自民党の片山さつき
参議院議員はツイッターで「あとはどこまで書くか」という問題があるとの見解を示している。
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