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★<ロヒンギャ>国籍なく漂流、仲間助けて…東京で20日デモ
11:49毎日新聞
「仲間を見捨てないで」。ミャンマーの少数イスラム教徒の「ロヒンギャ」が難民化
している問題で、日本で暮らすロヒンギャが「世界難民の日」の20日、日本政府に
問題解決に向けた支援を求めて、東京都渋谷区内をデモ行進する。
◇「日本政府も働きかけを」
日本のロヒンギャは約230人。1990年代以降、ミャンマーの軍政から逃れ、
偽造旅券などを使って来日したが、国籍がないため、強制送還されず「宙に浮いた存在」
となった。その後、難民認定されたり、「在留特別許可」が認められたりしたが、
約20人は今も就労や社会保障の権利がない「仮放免」の状態だ。
2000年に妻子を置いて出国した男性(38)は「仕事もできず病院も行けない。
仲間に頼って暮らす自分が情けない」と話す。
デモの主催は群馬県館林市にある「在日ビルマロヒンギャ協会」。初代会長が館林に
住んでいたことから、日本のロヒンギャの約9割が同市内で暮らす。モスクもあり、
毎週金、日曜に集まり、礼拝や食事を共にする。
20日のデモは午後1~3時、宮下公園を発着点に、国連大学や表参道、明治神宮前駅
などを回る。5代目会長のアウンティンさん(47)は「多くの人がボートピープルに
なり海で死んでしまった。日本はミャンマー政府ともつながりがあり、他国と一緒に
働きかけてほしい」と話している。【尾崎修二、杉直樹】
◇ロヒンギャ◇
ミャンマー西部で暮らす少数イスラム教徒。同国では仏教徒が多く、政府は隣国の
バングラデシュからの「移民」として、国籍を認めず、国内の移動や結婚を制限。
2012年にラカイン州で民族衝突が頻発し、十数万人のロヒンギャが難民化した。
周辺国に密航船が相次いで漂着し、現在も洋上を漂流する密航船があるとされる。
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