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★【拉致再調査】北朝鮮、遺骨偽造を計画か 救う会会長「姑息なことしたら未来ない」
2015.6.15 22:42
「これを逃したら、後がないという覚悟がある」。福岡市での集会で、家族会代表の
飯塚繁雄さんは危機感をあらわにした。集会では、北朝鮮が被害者とは別の人間の
骨に被害者の体液を混ぜ、被害者の「遺骨」とする遺骨偽造を検討しているという
情報の存在が明らかになった。再調査開始から間もなく1年となるのを前に、
家族らの緊張感は高まっている。
北朝鮮の「遺骨偽造計画」を明らかにしたのは、被害者の支援組織「救う会」の
西岡力会長。「別の人の骨を焼いて、DNAを出なくして(被害者の)本人の
体液などをそこに混入させる。そして遺骨を偽造するという技術をヨーロッパで
研修したという情報が流れている」と話した。
西岡会長は集会で、北朝鮮について日朝交渉から降りることができなくなって
いると情勢を分析し、「7月に何らかの拉致を含む回答が出てくる可能性が
高まっている」と指摘。「何が出てくるかはまったく予断を許さない」とした上で、
北朝鮮に対して「被害者が生存しているという情報をわれわれはもっている。
あなたたちが姑息(こそく)なことをしたら、本当に未来がなくなる」と警告した。
家族会は「最終決戦のとき」という言葉を運動方針で掲げている。
前回の再調査から今回の再調査合意まで10年を要した。
今回の再調査は最後の好機となるかもしれないとの危機感が家族にはある。
だからこそ、家族は被害者の確実な帰国実現だけを訴えている。
福岡市での集会で増元るみ子さん(61)=拉致当時(24)=の姉、
平野フミ子さん(65)はこう訴えた。「るみ子に会いたい。ただそれだけなんです」。
ただ一つ。だが決して譲れない思いを胸に、家族は再調査開始から1年を迎えようとしている。
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