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★知事 官房長官に跡地支援要請
沖縄県の翁長知事は、10日、菅官房長官と会談し、ことし3月に返還された
キャンプ瑞慶覧西普天間住宅地区の跡地を国際的な医療拠点として整備する県の
構想に対し、積極的な財政支援を行うよう要請しました。
これに対し、菅官房長官は、全面的に支援する姿勢を示しました。
沖縄県の翁長知事は、10日午前、宜野湾市の佐喜真市長と琉球大学の
大城肇学長とともに総理大臣官邸を訪れ、菅官房長官と会談しました。
この中で、翁長知事は、西普天間住宅地区の跡地に、琉球大学医学部と
付属病院を移転させるなどして、国際的な医療拠点として整備する県の
構想の実現に向けて、国が、法律に基づく国家戦略に位置づけ、
積極的な財政支援を行うことなどを要請しました。
これに対し、菅官房長官は、「私たち安倍政権は基地負担の軽減と沖縄振興の
ためにできることはすべてやる姿勢だ。皆さんと連携しながら進めたい」
と述べ、全面的に支援する姿勢を示しました。
その上で、菅官房長官は、この医療拠点へのアクセス道路を確保するため、
県が求めているキャンプ瑞慶覧の一部区域の早期返還に向けて、
アメリカ側と交渉を進めていることを明らかにしました。
会談で、アメリカ軍普天間基地の移設計画への言及はありませんでした。
会談後、翁長知事は記者団に対し、「基地の問題は基地の問題、振興策は
振興策ということで、政府としっかり意見交換しながら前に進めていきたい」と述べました。
06月10日 13時02分
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