15/06/08 13:16:38.34
★米英首脳 ロシアへの制裁継続など協議
6月8日 7時21分
G7サミット=先進7か国首脳会議に合わせて、アメリカのオバマ大統領は7日、
イギリスのキャメロン首相と個別に会談し、ウクライナ情勢を受けて実施している
ロシアへの制裁などについて協議しました。
会談の冒頭、オバマ大統領は、「ロシアと親ロシア派の武装集団が停戦合意を完全に
履行するよう圧力をかけるため、制裁を続けることが重要だ」と述べ、制裁の必要性を
強調しました。またオバマ大統領は「アメリカやヨーロッパは、領土の一体性と主権
尊重の原則が守られるよう絶えず警戒しなくてはならない」と述べて結束して対応に
当たる重要性を指摘しました。
これに対し、キャメロン首相は、ウクライナ情勢への対応やテロとの戦いも含め、
「われわれは安全保障や情報活動、そして軍事面で、これまでにないほど緊密だ」
と答え、引き続きアメリカと連携していく姿勢を示しました。
★米独もウクライナ情勢協議
G7サミット=先進7か国首脳会議に先立ってアメリカのオバマ大統領は7日、
議長国ドイツのメルケル首相と個別に会談しました。
ホワイトハウスによりますと、この中で両首脳は政府軍と親ロシア派の間で
散発的な戦闘が続くウクライナ情勢について協議しました。
そして親ロシア派の後ろ盾となっているロシアが停戦合意を完全に履行し、
ウクライナの主権を尊重するまで制裁を継続する必要があるという認識で
一致したとしています。
また、両首脳は地球温暖化対策についてことし新たな枠組みの合意が得られる
よう協力していくことを確認したということです。
★ロシアは強気の姿勢
去年3月のクリミア併合を受けて、ロシアは今回もG7=先進7か国からサミット
への参加を拒否されていますが、「ロシアはG8への復帰を頼んでいない」として、
強気の姿勢を見せています。
ロシアのリャプコフ外務次官は4日、「ロシアはG8への復帰を頼んでいない。
BRICSやG20により関心がある」と述べ、連携を深める世界第2の
経済大国・中国が加わる枠組みを重視する考えを示しました。
ロシアは来月、中部のウファで新興国で作るBRICSと、中国と中央アジア
4か国で作る上海協力機構の首脳会議を開く予定で会議の準備に力を入れています。
プーチン政権は、併合したクリミアについて、「交渉の余地はない」として
ウクライナへの返還を拒否し、ウクライナ政府軍と戦闘を続ける東部の親ロシア派
への支援も続けていることから、当面、G8への復帰は困難と見ています。
一方で、プーチン大統領は先月、ロシアを訪問したドイツのメルケル首相や、
アメリカのケリー国務長官と会談したほか、今月10日にはイタリアを訪れるなど
G7各国と個別に対話を行い、経済関係やテロ対策、環境問題といった分野で
協力を進めていく構えです。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
関連スレ
【国際】米、日本に協調要求へ…対露足並みの乱れ懸念
スレリンク(newsplus板)
【国際】安倍首相、仏独伊3首脳と個別会談 プーチン氏との会談に「お墨付き」
スレリンク(newsplus板)