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★池上彰氏が海外で靖国神社を「戦争神社」と報道していることを解説
2015年6月7日 10時36分 トピックニュース
6日放送の「池上彰のニュースそうだったのか2時間SP」(テレビ朝日系)で、
池上彰氏が、海外で靖国神社を「戦争神社」と報道していることを伝えた。
この日の番組では「日本人なのに実は知らない日本」と題し、
靖国神社について取り上げる場面があった。
靖国神社は、第二次世界大戦後に行われた「極東国際軍事裁判」(通称東京裁判)で
A級戦犯として裁かれた人々も祭っているとし、海外から批判をあびることがあるが、
そのきっかけは1952年のサンフランシスコ平和条約発効に始まるという。
日本が本条約で独立を果たすと、国内では戦犯として巣鴨プリズンに収監されている
人々を釈放させようとする大規模な署名運動が起きた。
これによって服役者は釈放となり、すでに処刑された人々の扱いも「戦犯」から「公務死」
との扱いに変わったのだ。日本の国内法としては戦争犯罪者は「存在しない」ため、
東京裁判の判決にとらわれず、合祀という運びになったそうだ。
しかし、総理大臣の靖国神社参拝には近年、米国はじめ世界各地から懸念の声が上がっている。
池上氏によると、海外メディアは靖国神社を「Yasukuni Shrine」と呼ぶ場合もあるが、
多くの場合は「War Shrine(戦争神社)」と報道しているという。
池上氏は、戦争の犠牲者を祭っているという意味で海外メディアはこのように訳して
いるのだろうと解説する一方で、「その“War Shrine”に日本の総理大臣が参拝したという
報道をされると、ずいぶんイメージが違ってくるということもありますよね」と懸念を示した。
この解説を受け、弁護士の北村晴男氏は、まず日本人に「亡くなった人の罪は問わない」
との考えがあると指摘した。その上で、靖国神社に祭られている戦没者240万人のうち
十数人にすぎないA級戦犯だけをことさらに取り上げることに「日本人の感覚としては
不思議でしかたない」と本音を漏らし、海外に対する説明や宣伝の必要性を訴えていた。
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